デバイアス(この世はバイアスに満ちている)

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最近のマイブーム、デバイアス(バイアスを取り除くようにする、あるいはバイアスに対抗する)です。

バイアスって、何かというと、「思いこみ」です。

無意識に思い込んでいることあなたも私もありますよね。

例えば、無意識に私は正しいと思い込んでいて、その思い込みのもとに適当な予測を立てたり。

実験などで浮き彫りになった、人間に備わっているバイアスが実はたくさん存在します。

このバイアス、昔から本などで言われてきたことで、私も10年以上前から色んな本を読んで、見聞きしていたはずなのですが、腹落ちしたのが最近で、そう言うわけで、今この記事を書いています。

まず、バイアスについて理解し、なるべくそのバイアスを取り除いて、理解しよう、判断しようとする姿勢を、知的謙遜と言います。

あのGoogleさんも採用の時、重要視する能力だそうで、このスコアが高い人は成功する確率が高いのだそうです。

知的謙遜に関してまとまった記述のある本て私が探したところあんまりなくて、とにかくバイアスについて理解することなのかなーなんて思っていたら(実際にはそう言うことなんだと思いますが)、ひょんなところからこの言葉出てきました。

「超予測力」です。

予測というのは非常に難しくて、どんなに専門的な訓練を受けても、その予測はチンパンジーがダーツを投げるよりちょっとマシなくらいの確率にしかならないそうなのですが、世界の本当に一握りの人の中には、ずば抜けた的中率を誇る人がいるんだそう。

何を予測するかというと、例えば、中東の情勢、中国の今後の同行、新型コロナウィルスのワクチンがいつできるか?などの予測をたてます。

これらの予測をずば抜けた確率で当てられる人々は決して、スーパーマンではなく普通の人々で、考え方のコツを掴み、訓練さえすれば、誰でも著者が超予測力と名付けたそのずば抜けた予測力を備えることは可能だよといっているのです。

その予測力のキーとなる力が、ずばりバイアスに対する力、知的謙遜なのでした。

バイアスについての知恵をつけて、世界をみてみると、世界はバイアスに満ちているのでした。昔読んだ本「ゼロベース思考」という本もデバイアスに関する本でした。あの時はちんぷんかんぷんでこの本は何をいってるんだろう?と思っていたのがやっとここへきてつながりました。

「私が見ているこの世界の見方は、バイアスがかかっているんだな」そう思うだけでも随分とクリアな目と思考で世の中を見、判断できるんですね。

しばらくこのデバイアスブーム続きそうです。

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