デバイアスとはクリティカルシンキングなのだろうか?
わたしは近頃、バイアス、デバイアスというキーワードで物事を見てゆくといろんなことがつながるな〜と言う感想を持っています。
そんな時はセレンディピティがよく起きます。意図せず買った本にそのことが書かれていたり、これってこのことなのか!!とびっくりしたり。
バイアスというキーワードでもっといろいろ繋がってた印象があったよなぁーとぼーっと考えていたらタイトルのようなことを思いついたのを思い出したのでした。
デバイアスとは昨日の記事に書いている通り、バイアスを取り除くことです。
バイアスを取り除くには、
1.バイアスの存在を知る
ことから始まります。
バイアスの存在さえ分かってしまえば、あとはそのバイアスにかかっている自分や、相手、メディアや統計を意識しながらバランスが取れるように気をつければ良いわけで、この「気がつく」と言うのが重要です。
なんだけど、いくらバイアスの存在を勉強として知っていても
例えば【確証バイアス】
ね?言葉は聞いたことあるでしょ?
でも実際に日常生活でこれを体験しても自分で「あ、わたしは、いま、確証バイアスにかかっていて、だから今わたしはこんなことを言っているのか」なんて考える人は少ない。
あるいは、感情的に怒って声を荒げている人を前に、「あ、この人は確証バイアスにかかっていて、絶対に自分が正しいって思い込んでるから、だからこんなに怒ってるのかー。ふーん。」などと冷静に考えられる人は少ない。だからケンカって始まっちゃうんだよね。
上の例からいうと、ケンカが始まっちゃう前にどっちかが、「あ」って気がつくことが大事。
この「あ」って気がつくのに必要なのが『クリティカルシンキング』なんだなーというのがわたしの理解です。
では、クリティカルシンキングとは、なにか?
別記事でちゃんと整理しようと思いますが、クリティカルシンキングとは、簡単に言うと、「今ある前提を疑うこと」
上記の例で言えば、「わたしが絶対に正しい!っていま主張しようとしてるけど本当か?」と言うことです。
criticalとは批判的という意味で、直訳すると批判的思考ということです。
クリティカルシンキングにもいくつかテクニックがあって(『アイディアの作り方』みたいに)そのうちの一つが、その前提は本当ですか?と問うことです。
『ゼロベース思考』で考えるということですね。
10年くらい前クリティカルシンキングについて、勝間和代さんのおすすめ本読んでたけど、こういうことかーって、やっと腹落ちしました。
これからもっと整理していくよ!
この記事に出てきた本
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