いきなり投資家になれるわけではないけど、国の借金が増え続けて、少子化に歯止めがかからないこの国にあって、海外の投資先についてちゃんと考えておかないわけにはいかないと思う。
そんなわけでまたも読んでみました。
「ジム・ロジャーズ世界的投資家の思考法」
図表満載で、分かりやすいらしい。
デバイアスの記事の時、なるべくバイアスを排除することが、将来を予測するのにとても役立つ、ということを書いたと思うけれど、やはり彼なりにバイアスを取り除く努力をしているんだと思う。
曰く、歴史にまなべ、歴史は全く同じことを繰り返しはしないが、韻を踏む
哲学的な考え方をマスターする、帰納法と、演繹法。
起こっている事象を観察して、結論を導く、と、純粋に理論から結論を導く。
私反省しました、収集する情報について、日本と日本とは反対の立場の人からの意見と、全く関係ない人の意見をちゃんと汲み取るべきだって知ってたはずなのに。この10年それがちゃんとできてなかったなー。。
物事を見ているようで見ていなかった。この本は図解でカラーでとっても見やすいから、余計に自分がいかにものを見ていなかったかを気付かされる。
日本人に対する提言も載っています。
円で資産を持っているなら、それを一刻も早く海外資産に振り替えろ、または、海外に移住しろ。とかね。少なくとも、衰退していく日本に日本を信じて住み続けるか、または海外へ移住するか、その選択ができるように、準備はしておかなくてはいけないのかもと思っています。
そんなわけで、私中国語を話せるようになろうと決めました。英語はまぁある程度やれる感じだから。辞書を片手に読むのと書くのくらいはできるから。
あと家族の中に英語話せる人が1人いるので、じゃあ私は別の言語を。
ちなみに、ジムさんが、日本国内の投資先として、あげているのが農業、観光業、教育。
投資商品としてはゴールド。今ゴールドは現金を得るために売られているから、少し安くなるけど、今後も、ゴールドは買われていくので、安い時に買っておくのがいいだろう、とのこと。
そして、「投資の大原則は、よく知っているものに投資する。わけがわからないのに投資してはならない。」わけがわからないのなら、何もせずに低金利の銀行に預けておくのが最も賢い行動なのだと知るべきだ、としている。
うーん、勉強になりました。新興国の投資案件をちゃんと検討してみよう。
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